亜熱帯的釣紀行
2015-05-16T21:06:02+09:00
subtro
Excite Blog
アイツタキ ビッグボーン
http://subtro.exblog.jp/21233284/
2015-05-16T18:53:00+09:00
2015-05-16T21:06:02+09:00
2015-05-16T18:55:16+09:00
subtro
海外
今回も期待を裏切らなかったです。 沖縄〜成田〜オークランド〜ラロトンガで1泊(ここまでで2日かかります)
翌日国内線でアイツタキへ、着は午後1時過ぎ。
海に面したレストランでウェルカムドリンクとオリエンテーション。
部屋はバンガローを1棟借り、クーラー付きで超快適。
めちゃくちゃいい天気なのだが釣りは明日から。フィッシングパーミットはガイドに頼んでいて、ビーチ沿い散歩をすると50cm程のトレバリーをあちこちで見かけるが、むろんライセンス無しでの釣りは御法度です(まぁ、トレバリーだからねぇ)
翌日からはレストランで朝食を食べていると。8時半頃にボートを目の前に着けてくれる。
今回のガイドもITU。もう片方は日替わり、彼の弟のRUAと甥のJNRと従兄弟(名前失念)。基本ガイドは1人なのだが、今回は空きがあってこういう形になった。
写真を見てくれれば分かるが、見事に曇った。
4日間のうち太陽が出たのは初日の2時間程と、最終日の午後のみ。2日目からは10m前後の風が昼夜を問わず吹き、濁りもだんだんひどくなっていった。
なので、サイトは初日に2時間程やって、6Lbのボーンを1尾ゲットのみ。後は全て3〜5m程の水深でボーンが底を漁って出来たミルクと呼ばれる濁りをボートドリフトやキャストで狙っていった。
結果、4日間で28尾ゲット。
秋口なのでサイズもデカくて5Lb以下は5尾のみ、平均7〜8Lbありました。
こんなサイズが次から次へと掛かってくるのでバットでお腹が痛くなる程。
ガイドのアドバイス通りにティペットはシーガーグランドマックスの10号でリールの初期ドラグは8Lb設定で根に向かったら手ドラグで止める(今回もデカいのは、ほぼ全て根擦れしていた)
そして、やっと、やっと!念願の10Lbオーバーをゲット!
自作ネット重量を差し引いてボガで10.5Lb!!!
そしてさらに!
11Lbをゲットー!!!ガイドは12Lbと言っていたけどきっちり量ったよ。
太い!
アイツタキ、最高でした!
]]>
ブルーウォーター
http://subtro.exblog.jp/20635093/
2014-12-31T22:00:00+09:00
2015-01-02T19:46:53+09:00
2015-01-02T16:29:48+09:00
subtro
トローリング
前半は荒れていて出れず、後半の2日間のみとなった。
後半の2日間はべた凪で、船長が活性が落ちるといった通りなかなか出ない。昼過ぎにやっと出てフックアップしたが寄せる途中でフックオフ。これでルアーでは前回から引き続き6連続でバレ。
最終日はキャッチ率の高いライブベイトでいくことにした。 最終日も昨日にもましてべた凪無風、予報では3時頃から風が出てくるのでその辺りからかなと思っていたら。4時前に全身をあらわにしてベイトを襲ってきた。
即座にフリースプールにして食い込ませる。50m程出たところでGOの指示でストライクに入れるとフックアップ成功!200m程のファーストランの後ゆっくりと寄せてくる。このカジキは一切ジャンプしない。
ダブルが見えてからの攻防が長かったが、BlackMagicのハーネスは負担が少なくて楽チン!約50分で船長がリーダーをキャッチ。でもここからも長く簡単には上がってこない、リーダーを離したり掴んだりを繰り返すこと6回目でほぼ魚が浮いた、もうひとたぐりで完全に浮くかという所でプンッとフックオフ。カジキはゆっくり沈んでいった。
船長曰く150kgクラスでいいサイズ。自分も船長も出来ることはちゃんとした後でのバレなのでまぁ納得。また次にだな。]]>
From California
http://subtro.exblog.jp/20485874/
2014-12-08T22:03:00+09:00
2014-12-08T22:04:05+09:00
2014-12-08T21:56:18+09:00
subtro
フライフィッシング
「 I meet you in January of 2014, at One Foot Island, you and Itu was having lunch and Rua (Itu’s brother) and I was having lunch there too. where I meet you and you gave me 2 Bonefish fly of your creation. unfortunately I lost the 2 flies be for I could photograph them. would it be possibly to E-mail me a photograph of your fly or better yet mail one of your fly. that fly of your creation was the most successful fly for that day.
PS : I’ll be fishing Aitutaki with Itu on the last week of March of 2015 」
要は、去年アイツタキであなたからもらった2個のフライが一番の当たりフライだったが、2個ともロストして写真も撮ってない。来年3月にまた行くので送ってもらえないか、という。
確か、初老の方で3日目に初めて会って、今日が初日だがまだ釣れてないという、僕は3日間で15尾程釣っていたのでボーンは沢山いるからきっと釣れるよと話をした。翌日会ったら1尾しか釣れてないとのこと、サイトはともかくドリフトでも釣れないのはフライがマッチしてないのかもと、いくつか見せると2個だけもらっていった。どれをあげたのか良く覚えてなかったがクラブとシュリンプだというのでカンフーマーキンとEPマンティス、そして僕自身の一番の当たりだったEPkwanも一緒に送った。
釣れたら写真を送ってくれるという。
サンフランシスコ近郊に住んでいて、近くにソルトに詳しいフライショップもあるのにわざわざ僕のフライを欲しいと言ってくるとは、嬉しいなぁ。]]>
ブルーウォーター
http://subtro.exblog.jp/20424414/
2014-11-24T19:21:00+09:00
2014-11-24T19:53:23+09:00
2014-11-24T19:47:29+09:00
subtro
トローリング
今回で3回目だが過去2回はチェイスのみ。
2日間で5回ヒットして全てフックオフ。
船長曰くルアーでも少なくとも3回に1回は上がるとのことだったが・・・
これはもっと通って来いという誘いなのでしょうね。]]>
Hot Catches
http://subtro.exblog.jp/20401264/
2014-11-19T21:38:00+09:00
2014-11-19T22:07:02+09:00
2014-11-19T21:58:16+09:00
subtro
フライフィッシング
リリースした記録は掲載される率が高いみたいです。
常に秤を携帯し、弱らないように気を付けつつきちんと量るのはどれだけ面倒くさいかはやってみないと分からない。その努力と極力ターゲット殺さないようにする姿勢に敬意を払っているのだと思います。
写真が荒いのは掲載されるとは思っていなくてデータを送らなかったから。
マルコバンはIGFAではラインクラス別対象ではないしSnubnose Pompanoという英名なので・・・でも掲載されてて分かる人はちゃんと分かっているんだなぁと思いました。]]>
オフショアフライ
http://subtro.exblog.jp/20324192/
2014-10-26T22:36:00+09:00
2014-10-26T23:08:55+09:00
2014-10-26T22:59:05+09:00
subtro
フライフィッシング
ルアーショップボギーの儀保さんにティーザーマン&ボートをお願いした。
残波から恩納にかけてこの時期にはマンビカーが岸に寄り、港から15分も走ればポイントなのでお手軽なのです。3年前から儀保さんにガイドをお願いしている。儀保さんがティーザーマンとなりキャスティングやトローリングで誘ったマンビカーにフライをキャストするという方式。
しかし、今年はマンビカーの接岸が遅い上に今日は無風べた凪。
キャストチャンスは数回あったが全てやる気無しでフライをゆっくり追う程度。
粘ってもダメそうなので、午前中で早上がり。
でもべた凪ならではの魚も
メカジキはっけ〜ん!!
30m程まで近づいて暫く観察したけど最後はドフッと去っていった。
キャストはしてませんよ(笑)
次はもっと波っ気がある時に行こう。]]>
フライでパーミット!
http://subtro.exblog.jp/20306824/
2014-10-21T20:10:00+09:00
2014-10-22T20:10:22+09:00
2014-10-20T22:27:59+09:00
subtro
フライフィッシング
26日間の報われない日々とキャッチしてからの狂喜乱舞・・・
まさに Love & Hate な魚です。 この日もいつものようにテイリングを探していく。
すぐにデカテイルを見かけるがアプローチできず。次は2尾でテイリングしていてカンフークラブを3回キャストできたが全て無視。
フライをKwanに替えて待っていると30m程先に単独のテイリングを発見。15m程まで距離をつめてキャスト、ゆっくり誘うとフライが根掛かり!
しかしこんなシチュエーションも既に経験済、前回は外そうとロッドをあおってラインで魚をスプークさせたので今度は魚が移動するのをジッと待つ。十数m程魚が離れたので根掛かりしている所まで行って静かに外した。
すると今度は魚が向かってくるので前方1mにキャスト、スローリトリーブすると追ってきてフライの所でテイリングと同時にクンッと当たったのでストリップで合わせたがすっぽ抜け、そのままフライを沈めると再び追ってきた、ゆっくり誘うとグンときて合わせるとビシャーッとラインが水を切った!
ヤッホー、ヒットー!!
慎重にファイトをして遂にゲットー!!!
ほんと、久々に手が震えてヒザが笑っていた
量ると5キロ越えの文句無しのサイズ、嬉しいなぁもう!
リリースも完璧、元気に泳いでいきました。
フライは800S#4のアイ1/36ozでボディはEP Streamer Brush Micro Legsを使用したKwan。アイツタキのガイドITUがマジックフライと絶賛したフライ。
いままではずっとマーキンやカンフークラブ等を使い、フォールやストップを意識していたが、あまりに喰わないのでスローストリップでアイツタキのデカボーンを連発したこのフライを試そうと思い巻いていった。
このフライは僕のイメージとしては殻から出たアーマン(ヤドカリ)で、アーマンはイノー内の魚の大好物で(小学生の頃の竹竿でのイノー釣りではサンマの切身やネリエよりも現場調達したアーマンが抜群だった)、殻から出たアーマンがどんな動きをするのかもイメージがあるので使ってみようと思ったのだ。
実際はこのフライで釣れたのは、たまたまだと思うけどパーミットに対して自信を持って使えるフライが増えたのは喜ばしいことです。
潮と天気を合わせて現場へ通い、チンやオニヒラ等の他魚を見かけても狙わないストイックな釣りを続けても1年に1尾釣れるかどうかというターゲットだけど、この魚を地元沖縄で狙えるというのは本当に至高な幸せです。
もうシーズンオフになるけど、また来年釣れるといいなぁ。]]>
フライでチン
http://subtro.exblog.jp/20217090/
2014-09-21T20:50:00+09:00
2014-09-21T20:50:17+09:00
2014-09-21T20:47:44+09:00
subtro
フライフィッシング
ミジュンを狙っているのかな?
今日のチンは動き回りながらテイリングしている。活性は高そう。
フラッシングも度々(ボラと間違え易いけどね)
バシャッと激しいテイリングも度々
だけどグレアで姿が全然見えない。ずっと投げずに観察して群れの広がりを確認し、意を決して一番手前のテイリングを狙うと、やっぱその手前にもチンは居て群れを引き連れスプークで終了。
潮が上げてきたので沖側に立込んで岸際を狙う。沖から見ると岸際は緑が影となってグレアが消えるのだ(岸が白い砂だと余計に見えなくなるけどね)
3回ヒットさせて1尾ゲット
楽しかったー
]]>
サイトフライ
http://subtro.exblog.jp/20197512/
2014-09-15T21:15:00+09:00
2014-09-15T21:11:40+09:00
2014-09-15T14:02:40+09:00
subtro
フライフィッシング
ビーチのフラットにはチン少なめ。3連休で人が多いからかな。
控え目なテイリングと
群れで移動していくチン達(見えるかな?)
非常に神経質で1/120ozアイのマーキンを無音でキャストしてもスプーク、フライを動かすとスプーク、チェイスしてもコツコツ当たってスプーク。
まっ、魚より先にこちらが見つけているからサイトは成功です(絵も撮ったしね)
潮が引くにつれて奥の岩場へ移動
デカチン発見!
でもフワフワ浮いていて釣れないパターン。じっくり観察した後に狙うとやっぱりスーッと居なくなった。
岩場の岸沿いは少し白濁りしていたが、こんな時にチンを見つけるコツはテイルの黒い縁を見つけること。まずはテイルを探してから魚体を確認する。
30m程沖にチンの群れを発見!同じ所をグルグルと回遊していて数は20尾以上。サイズも皆40UPでまるでテラピアのようでした。
一応狙ってみたがやっぱり反応しない。しつこく狙うとだんだん沖に去って行った。
]]>
フライでチン
http://subtro.exblog.jp/20132994/
2014-08-24T21:29:00+09:00
2014-08-27T16:06:34+09:00
2014-08-24T22:09:50+09:00
subtro
フライフィッシング
上げ潮狙いで1時頃から入った。
魚を見るのがメインなので、まずはカメラを持つ。
まずは曵き波、無風ベタ凪なのできれいなV字。
積乱雲に太陽が隠れているのでテイリング探し。
かなり控え目。
うっすら太陽が出てくるとテイル&魚体。
岸から離れ(それでも5m程度)木陰でじっと待っていると、上げ潮が効いてくるとともにチンが集まりだした。
デカいのもいました。でも50は無いな、47、8ってとこかな。
半島を3/4周して1時間程で20尾程見かけたが、色が濃いのが多くてサイトの練習には少し物足りない。
それにぼんやりした雰囲気なので、これはボトムのフライに反応しないパターン。
マーキンで狙ってみたが群れの進行方向にフライを着底させて群れがフライまで来たらゆっくり動かすとスーっと沖のブレイクに泳ぎ去っていく。
サイトは十分に堪能したので戻りながらミニポッパーでブレイク沿いをブラインドで狙っていくと4バイトあって43cmをキャッチ。ここはもともとトップルアーで見つけたポイントなのでトップで釣れるのは織込み済み。
8番のミニポッパーをポコポコ&ストップで止めて暫く間を置いたらジュボッと吸い込みました、ここに掛かれば完璧でしょう。
楽しめましたよ
]]>
アイツタキ ボーンフィッシュ
http://subtro.exblog.jp/19357279/
2014-01-21T22:50:00+09:00
2014-08-27T20:46:36+09:00
2014-01-18T16:48:32+09:00
subtro
海外
2年程前にアイツタキボーンのDVDを見てワールドクラスのフィールドだということを知り、トラウトアンドキングさんにお願いして日程を組んでもらった。
沖縄〜成田〜オークランド〜ラロトンガに22:30着。日付変更線を超えたので1日戻ります。東経がハワイとほぼ同じなので時間も一緒です。
ラロトンガで一泊して翌日の昼にアイツタキへ。エアラロトンガのローカル機で50分でした。
初日、2日目はどんよりとした天気。
視界が利かなくなるような大雨も降り、釣りを中断して雨をやり過ごすこともしばしば
風も強く、ガイドはサイトは無理なので風が収まるまでブラインドだという。ファストシンキングラインはあるかというので、持っていると答えると巻き替えてくれとのこと。深場で投げ倒すのかと思ったら、あのミルクを狙うんだと指差した。水深3〜5m程の場所で直径50〜100mの範囲で白濁りしている所が所々にある。
このミルクはボーンフィッシュの群れが底を漁ってできる濁りで、風上からボートをドリフトさせフライを舷側から落として(キャストはしない、してもいいが意味が無い)ラインを30m程出せという。シーアンカーを使いゆっくりとミルクに近づいていく。ラインに集中しろ、魚とボトムの違いをちゃんと見分けて魚だったらストリップハンドを後ろに目一杯引いて合わせろ、ロッドをあおって合わすと次が無いぞとレクチャーしてくれる。
で、一流し目であっさりアイツタキ初ボーンをキャッチ。ベイビーサイズだがガイドはブラインドではサイズは選べないのでデカいフライを使ってベイビーがフックアップしないようにしろ、先に喰うのはベイビーだがフックアップしなければデカいのが横取りすることがあるんだという。
ブラインドで釣れたのは全部で13尾、平均は4〜5Lb程と小さいが100m以上ラインを出されボートで追ったがブレイクが1回と今回最大の9.5Lb(自作の計量用ネットできっちり量りました)も釣れたのでサイズは運次第。
曇っていても風が収まった時にサイトをやったが8Lbを1キャッチのみ。ガイドは15m程ならきっちり見えていて指示を出してくるが、いかんせんこちらが見えてない上にガイドの指示通りキャストをしても近くなりすぎでスプークの連続。デカサイズもヒットさせたが合わせも入れてないのにシーガーエース5号が一瞬でブレイク。ハワイでも経験したがデカいのを近距離でヒットさせるとほとんどがブレイク、ラインを送り込むようにしないとダメだがなかなか出来ない。
3〜5日目は晴れたので終日サイトフィッシング
晴れているので丸見えかと思ったが水深が1〜1.5mと深いので結構見えづらくガイドの7割程しか見えない。テイリングするような浅場もあったが今回は魚が入っていなかった。沖縄で年間50日以上のサイトフィッシングをもう12年間やり続けているがかないません。さすがイーグルアイと詠っているだけのことはありました。
ボーンを見つけたらガイドはクロックシステムで方向を距離はメーターで言ってくる。ボーンを視認したらキャスト開始、ボーンの進行方向1〜1.5mにフライを落とし、ロッドティップを下げ全ての動きを止めてフライが着底するのを待つ。ボーンが近づいてきたらゆっくりとしたロングストリップを行い、スーとボーンが寄ってきたら少しストリップのスピードを上げると魚が立つのが見えるかガイドのストライクの声でストリップハンドを目一杯後ろに引いて合わせると一気のジェットランという一連の流れ。もう正にサイトフィシングの醍醐味そのもの。
サイトでは12尾キャッチ。平均は6〜7Lbで小さいのもいるのだろうが見かけなかった。
アイツタキとしては決してビッグとはいえないが他のエリアだとトロフィーサイズ。このサイズでも60〜70m程は一走り、メチャ楽しかったです。
ガイド曰く、実は真夏はGTのシーズンでビッグボーンの群れはラグーン外の外洋の深い所にいるそうだ。実際に1日数回はGTを見かけて試しに10番にEPミノーで狙ってみるとチェイスまではしました。また、ボーン用のクラブフライを10kg程のGTの目の前に入れるとパクッといってそのまま10分程ファイトして根擦れでブレイクということもあった。しかしGTがいるフラットにはボーンは影も形も無かった。まぁ観光客はGTと遊べるので大喜びでしたが・・・
デカGTがまるで犬のように観光船のガイドになついていた。
ロッドは9番がメイン。今回はOrvis HeliosとHardy Proaxisを使用。風が強い時用にLoomis GLX10番を持って行ったが10番はGT用にとミノーを付けておくことがほとんど、ボーンだけなら9番で事足りた。
リールは9番にはMAKO9500、10番には同じく9550。ドラグの初期値をリール直で2kgにしたがコーラルを巻かれた時にはほぼフリーにしてコーラルからバッキングを外してまた初期値に戻すということが何回もありました。MAKOはこの操作を一瞬で行える(ドラグノブ1周でフリーからmaxまで調整可)ので大変扱い易かったです。
フライラインはサイトはクリアインタミのシンクティップ(SAのMASTERY wet tip clearとRIOのsaltwater clear tip)水深が深いのと風があった(8m/s程)のでフローティングラインは使うことは無かった。ブラインドではファストシンキングヘッド(SAのMASTERY streamer express 300とRIOのLiviathan 26ft sink tip 350)
リーダーはサイトでは全長12ft程、ブラインドでは7ft程。バットはバリバスのオールパーパスフロロの0X9ftの先端1mを切ってティペットとしてシーガーエース5号かシーガーグランドマックスFX4号をブリストルノット改(100%強度)でつなぎ、フライへはレフティーズループ(95%程)で結んだ。ちなみにガイドは30〜40Lb(8〜10号)のティペットを薦めてきたがWRの可能性があり20Lbまでだというと納得してくれた。だけどボーンに30Lbを使うなんて初めて聞いたがそれだけここのボーンがデカくすれてないことの証だと思った。
フライは事前のガイドからのリクエストではSL12Sの2番でアイはレッドアイのSMだとのことだったので、TMC800Sの2番にレッドアイのSM(1/36oz)をメインにブラインドでは深場もやるだろうとレッドアイのM(1/24oz)も巻き、一回りシルエットを小さくした4番サイズも持って行った。
チャーリー系、クラブ系、マンティス系がガイドのリクエストだったのでそれを念頭に巻いていった。
実際のところでは2番でレッドアイMサイズのフライをブラインドでもサイトでも使用した。ボーンがフライを見ても喰わなかったときはサイズを落としたりもしたがそれほど変わりはなかった。ただ時間帯や底質によってパターンの当たり外れがあった。
よく使ったのはこの3パターン。左からCrazy Itu、kwan、オリジナルマンティスでそれぞれでボーンはキャチしたが一番当たったのはKwan、次にオリジナルマンティスで特にKwanはとても良くて(ガイド曰くマジックフライだという)5個巻いていったが1個はGTに2個はデカボーンに持っていかれて今回一番の当たりフライだった。
ガイドは弟と従兄弟でガイドカンパニーを興していてセージとパタゴニアとコスタデルマーのサポートを受けているという。ガイドの持ち込んだ予備タックルはセージの最新ものだった。
フラットボートは3艇ありました。手前のお立ち台があるボートが2艇、奥の和船タイプが1艇で僕らのボートは奥の方
和船タイプでちゃんとポーリングできるのかなと思っていたら、なんとセンターコンソールに立ってポーリング、お立ち台は必要ないから作らなかったのね。
彼らは100%ローカルで、もともとはアイツタキのネットフィッシャーマン。主にボーンフィッシュを捕っていたそうだが、5年程前にガイドに転向。
ガイドとしてはかなりのレベルで、当たりは手元に全くこないがガイドがストライクというのと同時にストリップハンドを引いてフッキングをすると掛かっているという程。魚がボンヤリとしか見えてなくともガイドは魚がフライをくわえた瞬間がはっきり分かるのが不思議でシックスセンスかとさえ思えました。また僕が全く見えてなくとも的確な指示で魚の前にフライを落とさせて誘わせフックアップさせてのキャッチが3尾あり、アングラーが見えてなくともフラットでボーンを釣らせるスキルには感心しきりでした。
今ではクック諸島政府のバックアップもあってラグーン内では漁禁止でゲストは1週間$50のボーンフィッシュライセンスが必要となる。
ガイドは朝8時半にホテルまで迎えに来てくれて、9時頃出船で昼には有名なワンフットアイランドの東屋でランチで4時にストップフィッシングという一日。
昼食時には3艇全てが集まるので他のアングラーと情報交換も出来てそれもまた楽しかった。客層はアメリカとオーストラリア、ニュージーランドが中心で南アフリカから来ている人もいた。特にアメリカからはロスからラロトンガまで直行便があり、西海岸からはバハマに行くよりアイツタキの方が近いという。しかし海外のフライフィッシャーは余裕がありますね、アイツタキに10日前後の滞在が普通で中には4ヶ月滞在してビッグボーンを狙うというのまでいた。僕が5日間しか滞在しないというと皆、日本人は働き過ぎだワーキングマシーンだという・・
ホテルはバンガロー形式で1棟がダブルでキッチン、食器、冷蔵庫もついていて自炊も出来そう。クーラーは無しだがシーリングファンがあるのと夜は24〜25℃程で風通しが良いので寒いぐらいでした。また、部屋には蚊取り線香とコンセント式のベープマットが用意されていて蚊がいるんだなと思ったが2回程しか刺されなかったので使用せず。蚊に関しては沖縄よりはるかに少なかったし、ブヨもいなかった。
朝食と夕食は全てホテルのレストランで食べた。昼食は船着き場への道すがら店に寄ってもらって$5のパンを買って食べた。ホテルのランチパックもあるとのことだったが釣りの時はほとんど食べないのでパンで十分だった。朝食はパンとパパイヤ、バナナ、スイカ、パイナップル等の果物メインのビュッフェスタイルで宿泊客は無料。夕食は結構高くて1品が$30程で一人では2品でちょうどだったので毎回$60程かかりました。ホテルの周りには店等は無くて一番近くても500m以上は離れていたし街灯も無く夜は真っ暗なので(レストランから部屋に帰るのにヘッドランプが必要な程)でホテル外に食べに出ようとは思いませんでした。料理は高いだけあって美味しかったです。パスタやピラフは薄味で塩気が無くて物足りない感じでしたがヘルシー指向なのでしょう。グリルは最高でした、特にキハダとワフーのグリルは肉厚で外側は焦げ目がついてパリッとしているのにナイフを入れると中は生という焼き加減は絶妙。ラムやチキン、ポークも美味しかった〜。
人口2000名程の島で皆が顔見知りなので治安の心配は全く無いです。ニューイヤーの祭りもあったが夜中まで大騒ぎするようなことはなかったし、酒に酔ってヘベレケの人も見かけませんでした。島の人は皆フレンドリーで行儀が良いと感じました。小さな島だけど観光産業がしっかり根付いていて皆が恩恵を受けているのでしょう。観光客ははっきりいって多い、道路にもビーチにもラグーンにも至る所にいました。ほぼ全て欧米人でアジア系は中国人と思われるカップルを1組見ただけで日本人は皆無でした。
ビッグボーンのシーズンは実は3月〜9月の秋から冬にかけてで、ビッグボーンの群れがラグーンに入ってくるのだという。本気でビッグボーンを狙うなら冬場に来いというので早速次の旅程を計画中です。
]]>
キューバ ターポン 3
http://subtro.exblog.jp/17747543/
2013-05-12T18:48:00+09:00
2014-08-27T16:09:41+09:00
2013-05-07T15:01:01+09:00
subtro
海外
快晴・微風で絶好のサイトコンディション
しかしターポンが居ない。マトンスナッパーは沢山、バラクーダもちらほら、これまで見かけなかったサメもそこかしこ、マンタも海亀も見たがターポンだけはついに終日見かけることはなかった。
深いホールでブラインドをしてみるとターポンフライにマトンスナッパーが!
マトンスナッパーはフロリダ辺りでは少なくなったらしく最近はあまり話題に上らなくなった魚だが、かつてはパーミットとならんでフライで釣るのがとても難しいターゲットとされていたので(IGFAの4Lb,12Lbティペットの現記録はかのDel Brown)実は非常に嬉しいのです。今回フラットで沢山見かけ、サイズも5kgクラスまで居たので次に来る時は専門に狙ってみたいターゲット。
4日目
今日が釣り最終日。朝から曇り、ほぼ無風。フラットでのサイトフィッシングは無理そうだが、さすがターポンどころ、ちゃんと替わりのポイントがあります。
水深3m程の大場所でのローリング狙い。凪の日はローリングが多く見られるというので期待して行くと、ほんとにローリングだらけ!500m四方にもわたって(もっと広かったかもしれない)至る所でローリングやジャンプが見られた。
ガイドはローリングが頻発するところを見定めてエンジンを切ってオールで静かに近づいていく。
しばらく待っていると射程内でローリング!素早くキャスト
ゆっくりとストリップ、たまにチョンチョンとアクションを入れろと指示が入る。
が、全然バイトしません。完全に群れの中に入ったのもあったがコツッともこない。ガイドのも含めてフライを色々替えて7、8個目のシンセティックマドラーで
ヒットー!!
数分ファイトした後、フックオフ
その後、同じフライで7バイト・4ジャンプで全てフックオフでした。ガイド目測で100Lbオーバーもジャンプしたけどキャッチ出来ず。
しかし、ローリング打ちも興奮しますね、デカいのも沢山見たのでフラットをサブでこっちをメインにしてもいいかも。天気に左右されないのも良いです。ただし、風が強いと大場所だけあって波が高くて来ることができないとのこと、その場合にはさらにオプションがあって内側のチャネルでボートを風に乗せてハーリングしながら狙うという(初日にこの狙い方をした他のボートは4ジャンプ、2日目は2キャッチしてました)
昼を過ぎてからはローリングが無くなり、ローリングを探して3カ所の大場所ポイントを回ったが最後のポイントで2回ローリングを見たのを最後に風が強くなり終了。
結果、40Lbのターポン1尾キャッチでき、自分的には納得でした。ヒットはしてもバレるだろうと思っていて、今回は5ジャンプで1キャッチなので最初としては上出来です。他の2人もそれぞれキャッチしたのでターポン場と銘打っているのは伊達ではなかった(帰りのハバナ空港で西側のJardines de la Reinaに行ったカナダ人6名から話を聞いたがボーンのみでターポンのキャッチは無しとのこと)
天気も晴れ、曇り、無風〜強風までほぼ全てのコンディションでターポンを狙えるのも良いです。海外遠征だと天気は選べないですからね。
既に来年の予約依頼をトラウトアンドキングにお願いしました。今年は半月の小潮回りだったけど、来年は新月の大潮回りなのでフラットがどういう状態になっているのか、今からとても楽しみです。]]>
キューバ ターポン 2
http://subtro.exblog.jp/17742825/
2013-05-09T18:17:00+09:00
2014-08-27T16:10:45+09:00
2013-05-06T20:06:45+09:00
subtro
海外
本日も快晴。風はやや落ちた。
今日は朝からサイトフィッシング。フラットへと約40分ひた走る。
開始から2時間を過ぎた頃。グラスフラットの中のサンドパッチに丸太みたいな物が浮かんでいるのが見えた。ターポン、グッドサイズとガイドが言う。斜め後ろから近づいていき15m程でキャストの指示、顔の奥1m程の所にフライが着水、パーフェクトとガイド、ストリップでターポンの目の前でストップの指示。ターポンがフライを向いた所でストリップするとビュンッとスプーク・・・ガイドも肩をすくめた。
今日は昨日より魚が居ない、昼を過ぎてもターポンは見えず。フラットの中の運動場程ある水深3m程のホールのエッジでボートを止めると、ここは際沿いにターポンが回遊しているという。しばらくしてガイドがローリングと指差す、見ると薄茶色の影が見えたのでキャスト、フライについてきて反転するのが見えるが感触が無い、ガイドは3回喰ったぞといいリーダーもザラザラになっている。再び姿が見えたのでキャスト。ギラリ、ギラリと2回反転するのが見えたが感触はまだこない、3回目の反転でドンと来てストリップハンドを思いっきり引くとシルバーがジャンプ!
ヒットー!!
船べりまではすぐに寄ってきて、そこから抵抗したが10分程でガイドがハンドキャッチ!!
ヤッター!ターポンゲットー!!!
ガイド曰く40Lbの初ターポンはシルバーに輝きとても美しかった!
その後は2回見つけて2回ともバイトしたがフックアップせずに終了。]]>
キューバ ターポン 1
http://subtro.exblog.jp/17742105/
2013-05-07T22:15:00+09:00
2014-08-27T21:11:04+09:00
2013-05-06T17:59:04+09:00
subtro
海外
ターポンはフライを始めた20年程前からずっと思い続けていたが、サイトが成立する場所がなかなか無く、唯一フロリダが候補に上がっていたがGWではまだ時期が早いみたいで他の場所を探していた。
そしてキューバに良い場所があることを2年程前に知った。キューバといえば西側カリブ海のCayo LargoやJardines de la Reinaが有名だが、どちらもターポンのサイズがやや小さく100Lbサイズが狙えるという感じでは無かった。今回の場所は東側大西洋のCayo Santa Mariaで3月から7月まで100Lbクラスのシーズンとのことだった。早速トラウトアンドキングにツアーが組めるか問い合わせしたところガイドと連絡を取ってくれ今回行けることとなった。
現地のエージェントに聞くと日本人は初めてということだった。
初日
AM7:30 快晴だが風は強い。10m前後は吹いている。
朝一はマンブローブの水路でローリング狙い。時々ターポンのローリングが見える。
ターポンが数尾ローリングしながら向かってくるのでキャスト、少し沈めてストリップするとグーっとロッドが重くなったがボートは進んでおりターポンは向かってきているのでフッキングができない、急いでストリップを続けたがテンションが抜けてしまった。
1時間程で移動。今度は細い水路に入っていき、ブラインドだという。10投程するが反応が無い、聞くと1m程のターポンが溜まる所らしい。せっかく晴れているのだからサイトフィッシングをさせてくれないかと言うと快くOKで大移動。
1時間以上走ってフラットへ到着。風はあるが水はクリアだ。20m程ラインを出し。練習だとガイドに言ってフォワードでキャストして次にバックでキャストしてどちらでもOKだと伝える。
ガイドはポールを押し、僕は前で立ち尽くす。
1時間以上ターポンは見えない。たまに見えるのはバラクーダとマトンスナッパー(沢山居ました!)
そして突然ガイドの「ワンオクロック、トゥワニーメーター」の声、数尾のターポンが向かって来るのでキャスト。
ストリップすると奪い合うようにフライに向かってきて激しいバイト!
・・・手元には何も感じずミスバイトでした。
その後数回ターポンを見かけたがキャストするには至らずで終了。PM3:30にマリーナへ戻った。]]>
アルゼンチン ゴールデンドラード 4
http://subtro.exblog.jp/17521189/
2013-03-30T22:19:00+09:00
2014-08-27T20:48:30+09:00
2013-03-27T21:55:17+09:00
subtro
海外
沖縄〜成田 2時間半
成田〜ダラス 11時間
ダラス〜ブエノスアイレス 10時間
ブエノスアイレス〜ロッジ 陸路9時間
移動時間だけでも合計32時間半。実際には片道で丸2日かかります。だけど距離的に最も遠い場所に2日で着くと考えると地球も意外に小さいのだなぁと実感。
アルゼンチン入国に際しては入国カードは必要なく、税関申告書が機内で配られたのでそれを記入。
アメリカのよりも簡単です。
入国審査は指紋と顔写真を撮られて終了、荷物を受け取って税関ですが税関職員は同僚とおしゃべりをしていて税関申告書を渡しても確認すらしないで通過。
空港には迎えのドライバーが出口でちゃんと待っていてくれて、荷物を積み込んでロッジへ向けてGO〜!すごく暑いかと思ったがそうでもなく気温は30弱程でサラリとして清々しい。車内にはクーラーボックスが積んでおりビールも入っていてエアコンもバッチリで快適♪
道中はこんな景色が延々とつづく。「山もなく〜谷もなく〜・・」と幼い頃に見た母をたずねて3千里のOPを思い出す。
ロッジまでの700kmの間には、ほんとに山も谷も無くただ草原が無辺際に広がっていた。
途中、3時間おきぐらいにガソリンスタンドによってトイレやランチ。
夕方ロッジに着くとオーナーのマリオがシャンパンで迎えてくれた。
マリオはイタリア系移民で(そういえばマルコもイタリアだったな)10年かけてパラナ川流域を探釣してここにロッジを構えることにしたとのこと。
ロッジはマリオの手作り!2年かけたそうだ。
丸太組で屋根付きのテラスもあって、アンティーク調の照明器具やトイレタンクなど至る所にマリオのこだわりが現れていた。
1部屋2ベットで12畳程、奥にトイレ兼バスルーム。コンセントは2個口(タイプO:220V)のが3カ所にあって十分だった。クーラーもあるが使えるのは自家発電機が稼働する夕方から夜中までだが夜はそんなに暑く無く扇風機(いつでも使えます)で十分でした。
(Iさんシェスタ中です)
各部屋の出入り口脇にはロッドホルダーも
食事はとてもおいしかったです。朝のパンにチーズとハム(これは毎日同じでした)に昼、ディナーと3食しっかり取りました。アルゼンチンは牛肉攻めかと思ったがそうでもなくカツレツやパスタ、チキンなどバラエティーに富んでおり、味付けも素材の味を生かすようなシンプルかつ薄味でした。
でも当然でっかいステーキは出てきました。噂に違わず美味しかったです。
他に印象的だったのが魚料理
これはスルビを輪切りにして揚げたもの、あっさり癖がなく美味しい魚でした。
でも、なんといっても一番ウマかったのがこれ、パクーのオリーブオイル焼き!
独特の旨味があって骨までしゃぶってました。
ロッジでの1日は朝食を6時過ぎに食べて朝7時に出発、11時にはロッジに帰ってきて12時から昼食。シェスタの後4時に再出発で8時にロッジに帰ってくる。そして9時過ぎから夕食という感じ。
このシステムは非常に快適でした。昼食はロッジでアルコール付きのフルコースが食べれるし、シェスタもしっかりとれます。何より他のボートと情報交換したりして1回完全に仕切り直せるので1日で2日分釣りをしたように感じます。
ロッジではお金は一切使いません、っていうか使う店がない。アルゼンチンペソが必要なのは途中のガソリンスタンドだけなので今回は青木さんがまとめてダラスで両替してくれました(一人30$程度)
チップはアメリカドルでした。ガイドへは毎日60$、二人の時は折半で一人30$。ロッジへのチップは最終日に一人$100を直接スタッフ(料理を作る女性と世話役の青年の2人)に渡した。送り迎えのドライバーには合計100$を行きと帰りにそれぞれで渡した。
今回、オーナーのマリオとドライバー以外は全く英語が通じなかった。身振り手振りでの対話となるが釣りでは特に問題はありません(エセイサ国際空港での案内所の職員が英語を理解しなかったのにはさすがに閉口したが・・)帰りのチェックインも自動チェックイン機があって日本語表記もされるので英語が通じなくとも不便はありませんが、スペイン語がカタコトでもできればなぁという場面は多々ありました。
タックル
ロッド:ハーディー プロアクシス 9ft9番
リール:ラムソン ライトスピード3.5
フライライン:リオ リバイアサン350グレイン、SA ストリーマーエキスプレス300グレイン
ロッジからの前情報ではロッド8番で250〜300グレインのシンクティップとのことだったが、フライをデカく重くしたので9番をチョイスしてラインも1ランク重くしたが、結果350グレインを使ったのは初日のシングルの時だけ、後の3日間は300グレインで通した。同船者の頭越しに投げたり、障害物があってバックハイで投げる必要があって9番で350グレインではきつかった。では10番ならどうかというと、ブラインドの釣りなので投げ続けなければならず、10番も持っていったのだが手に取ることはなかった。
リールファイトはしないと思っていたが、10Lbオーバーのドラドやスルビには必要だった。
システム
バットリーダー:ナイロン60Lb 1m
ティペット:リオ ハードモノ20Lb 1m
ショックリーダー:タイガーリーダー30Lb 30cm
ティペットとショックリーダーは黒のパワースイベル#5で接続。撚れ防止というよりは頻繁にリーダーを交換するのでやり易いように。
ティペットはフライがバルキーなので太いのがおすすめ、リオハードモノは10号程の太さがあり使い易かった、メイソンも良いでしょう。太けりゃいいと思って普通のナイロンやフロロを使うと10号だと40Lb程もあるので根掛かりを切ろうとしたらフライラインが切れる可能有りなので、太くて弱いティペットが必要なのです。
ショックリーダーはコーティングワイヤー。しなやかで普通に結べるタイガーリーダーがおすすめ。シルバー系はダメだというので黒をチョイス。50Lbも用意していったがガイドに手を振られ使うことはなかった。
フライ
フックはDaiichi 3111#6/0。ややネムリが入っており細軸、ヒネリは戻してから使用した。口の堅い魚にはネムリ入りのフックが良いだろうとチョイスした。ガイドはフックを見るなり親指を立てうなずいて良いフックだと伝えてきた。
フライはヘッドバルキーにして波動でドラードに気付かせる。ディアヘアーやシンセヤクヘアー(ファジーファイバーと同じ)、EPSEファイバーでヘッドを作り更にレッドアイを追加。カラーは濁りでも目立つよう黒や茶系。レッドアイの重さは1/20oz(Lサイズ)をメインに作っていったが重すぎました。ガイドのフライを見せてもらうと1/50oz(Mサイズ)程でした。流れは結構あるが水深が浅くレッドアイ無しでもラインで沈めれば良いのでレッドアイは水押しの効果で付けるような感じです。
水深はこんな程度、ガウチョは馬で渡っていきます。
フライはとにかく多めに、ピラニヤがバイトすると一発でこんなになります(フックアップはしなくともです)
良いシザースを使っても一発でこうはカット出来ないのですが・・ピラニヤって凄すぎです。
ちなみにドラードの歯はこんな感じ、円錐形で切るという歯では無いがファイトが激しいので数尾釣ったらフライはボロボロです。
こんな感じで1日5個程フライが無くなるので4日間で最低20個は必要でした。フライサイズも6/0までは必要なく、2/0〜3/0でも十分でした(他のフライマン達はそのサイズで僕と同じように釣ってました)
ボートはアルミとFRP製で長さ5m程。前と後ろでそれぞれ投げるが後ろで投げる時はエンジンやらが邪魔なのでラインバスケット(園芸用の折畳みバケツ)があると快適でした。
魚は予想以上に釣れました。初日の3投目で釣ってから最終日まで全8セッションでドラードが釣れました。サイズは10Lbオーバーが1尾、8Lbクラスが3尾。
フライでの最大は青木さんの13Lb。ルアーでは15Lbが釣れていました。サイズはやはりルアーだったが数では圧倒的にフライが釣れました。僕が19尾、Iさんが22尾、青木さんが10尾程。ルアーでは9尾が最多ということでしたから約2倍で、その理由はルアーはヒットしてから外れることが多いということみたい。僕はヒットしてから外れたのは2尾だけでした。
ルアーはランガンでどんどん移動していたがフライではアンカーを打ってじっくり攻める。移動は1セッションで5回程。1カ所で1時間弱粘るという感じでした。一度は僕らがアンカーを打って狙っているとルアーボートが上流からきて、僕らがさんざんフライを通した場所にルアーを入れると一発でグッドサイズがヒット、船べりでフックオフということもあり、フライはアピールが弱くて気付いてもらえてないのだと実感、休まずキャストするようになりました(笑)
アルゼンチンは2001年にデフォルトに陥ってから治安が悪くなったということで、車に乗っていても強盗に襲われるだとか、直ぐに銃で撃たれるなどかなり危ない国というイメージだったが、これはどうもブエノスアイレスやロサリオなど一部の都市での話みたいです。
少なくとも今回は身の危険を感じることなど全くありませんでした。ロッジ周辺や道中は牧歌的な雰囲気で、そもそも皆お金を持ってない=デフォルトも無関係だったのでしょう。水はいくらでもあるし、食べ物も穀倉地帯なので喰っていく分は十分にある。いまやアルゼンチンは途上国に成り下がったと言われるが、お金がないと生きていくことが出来ない経済に支配された自分たちの方が成り下がったのでは?と感じました。
また行きたいと思わせる良い国、良い釣り場でした。
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/